【動画拡散】男性がホヌを持ち上げて写真撮影 —— 州当局が調査中(動画あり)

TikTokに投稿された動画で、男性がハワイのアオウミガメ(ホヌ)を持ち上げて写真を撮る様子が映り、SNSで批判が広がっています。州当局はこの件を把握しており、現在調査中です。
アオウミガメ(ホヌ)を持ち上げて写真を撮る様子
動画は先週、TikTokアカウント @itsbleuworld に投稿されました。現場に居合わせた人たちが当局に通報し、動画は瞬く間に拡散。ハワイのコミュニティや海洋保護活動家から強い反発が上がっています。
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ホヌは州法と連邦の絶滅危惧種法(Endangered Species Act)で保護されています。掲示や注意喚起があるにもかかわらず、写真目的で近づきすぎる行為が後を絶たないそうです。
違反した場合の罰則
- ホヌに触れる、嫌がらせをするなどの行為は軽犯罪(ミスディミナー)に該当する可能性があります。
- 初回の違反でも、最長1年の禁錮や最低250ドルの罰金が科される場合があります。
- 近づきすぎるだけでも違反となるケースがあります。
観察時のルール(州推奨)
DLNRはホヌから最低でも10フィート(約3メートル)離れることを推奨しています。見た目はおとなしくても、強いくちばしで噛まれると重大な怪我につながることがあります。海でホヌを見かけたら、撮りたい気持ちはわかりますが、必ず距離を保ち、静かに見守ってください。
■ 旅行者へのメッセージ
ハワイでは、ホヌは「守るべき存在」として長く大切にされてきました。ビーチで出会えるのはとてもラッキーな体験ですが、触らない・追いかけない・近づきすぎないという3つのルールを守ることで、より安全で心地よい時間を過ごせます。
美しい自然と野生生物は、私たち全員がルールを守ることで未来へ残していける宝物です。ハワイ旅行の際は、ぜひホヌのスペースを尊重しながら楽しんでくださいね。
関連記事や元記事:Hawaii News Now(2025)
以前は、ハワイアンモンクシールに触った動画も拡散されていました。

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