【2026年から適用】ハワイ州、全米初の「グリーン・フィー」導入!宿泊税が11%に引き上げ
2025年5月27日、ハワイ州のジョシュ・グリーン知事が、全米で初となる「グリーン・フィー(気候影響税)」の導入に署名しました。これは、観光客からの宿泊税を引き上げ、その財源を気候変動対策に充てようという新しい取り組みです。
■ 2026年1月から宿泊税が11%に!
今回の法改正では、ハワイ州の宿泊税(TAT)が現行の10.25%から11%に引き上げられます。さらに、オアフ島など各郡ごとに最大3%の追加課税があるため、実質的な宿泊税は最大で約14%前後になる可能性があります。
また、ホテル宿泊だけでなく、クルーズ船の乗客に対しても同様の課税が行われるとのこと。
■ なぜ税金が上がるの?
2023年に発生したマウイ島の大規模山火事をはじめ、ハワイでは気候変動による自然災害が深刻な問題となっています。
この「グリーン・フィー」は、そうした災害対策や環境保全、持続可能な観光を推進するための資金として活用される予定。年間で約8,500万〜1億ドルの税収が見込まれており、海岸の浸食対策、インフラ強化、外来種対策など、さまざまなプロジェクトが計画されています。
■ ハワイ旅行はどう変わる?
観光客の目線では、「ホテル代が少し高くなるかも?」という印象を持つかもしれませんが、この増税分はハワイの自然や地域の持続可能な発展に使われるもの。旅行者としても、少しでも現地に貢献できると前向きにとらえたいですね。
■ まとめ
- ハワイ州が全米初の「グリーン・フィー」を導入
- 2026年1月から宿泊税が11%に引き上げ
- クルーズ船にも適用
- 気候変動や災害への対策に充当予定
ハワイ旅行のコストがやや上がるものの、それによって美しい自然や観光地が守られるなら納得ですね。
これからハワイ旅行を検討している方は、2026年以降の料金に注目しつつ、持続可能な観光にもぜひ関心を持ってみてください
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