【ダイヤモンドヘッドのホームレス問題】住民が求めるのは“継続的な取り締まり”
ハワイの人気観光スポット、ダイヤモンドヘッド周辺で、ホームレス問題が再び注目されています。
4月には州と市が合同で大規模なスイープ(強制撤去)を実施し、100人以上が移動させられましたが、それでも状況は完全には改善されていないようです。
クイレイ・クリフス・ビーチパークにも大きなテント村
一見すると美しいビーチパーク。しかし6月5日まではここにも大規模なホームレスキャンプが存在し、近隣住民や観光客から多くの苦情が寄せられていました。
「観光客にこんな光景を見せたくない」「何度も写真を送って報告している」と話すのは、ビーチ利用者のアンさん。
関係機関への連絡がきっかけで、キャンプは翌日に撤去されたとのこと。ただし、どの機関が実際に動いたかは明らかにされていません。
火災リスクが懸念される中、市もゼロを目指す方針
ダイヤモンドヘッドの斜面は夏の乾燥により、火災のリスクが高まっています。
「かつては120〜140人いたホームレスも、今は12人にまで減少。最終的にはゼロにしたい」と、市の担当者は話しています。
住民は「安全ではない」「警察の存在が必要」と訴え
ビーチや崖沿いでは、今もなお数人のホームレスが生活している状況。住民からは「ドラッグを使っている人も多く、一人で歩くのは危険」との声も。
地域委員会の副議長は、「テントを撤去するだけでなく、警察の継続的な見回りや取り締まりが不可欠」と強調しています。
美しい景観の裏で起こるリアルな課題
現在、管轄が市警と州の機関に分かれているため、対応が曖昧になりがちです。
絶景と問題が隣り合わせのこのエリア、今後どのような対策が取られていくのか、引き続き注目していく必要があります。
公園に住み着いているホームレスから危害を受けたという話も耳にします。公園に住み着いているホームレスも一旦は撤去させられますが、またどこか違う公園でまた生活を始めているというケースも多いようです。警察とのいたちごっこですね。今後、ホームレス問題の根本的な対策がされることを願っております。
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