ハワイ、ワイアナエで子犬を振り回している男がカメラに、（動画あり）

ホノルル警察は、ワイアナエで子犬を後ろ足で振り回している男性を逮捕しました。この行為はカメラに捉えられており、ハワイアン・ヒューメイン・ソサエティが、犬が逃げようともがく様子と容疑者が一緒に歩いている写真を公開しています。

22歳の男性容疑者は、火曜日に動物虐待（第2級）の疑いで拘束されました。

動物保護団体K9 Kokuaによると、子犬は現在信頼できるレスキューパートナーのもとで保護されており、無事に獣医による診察を受けているとのことです。

Hina’s Legacy Rescue Foundationを運営するシャンテル・モニス氏は、動物虐待の発見と啓発活動に尽力しています。モニス氏によれば、地域からの情報提供をもとに、経験豊富な支援者が容疑者を特定し、子犬を保護したとのことです。

「子犬にはマイクロチップが入っておらず、出所は不明です」とモニス氏は述べています。

現行法では、今回の犯罪は軽犯罪（ミスデミナー）に分類されるため、再犯の可能性が懸念されています。これを受け、ハワイ州のダリウス・キーラ議員は、一部の動物虐待関連の軽犯罪を重犯罪（フェロニー）に引き上げる法案HB-698を提出しています。

キーラ議員は「現行の法律では抑止力になっていない」と指摘し、刑罰の最低基準引き上げの必要性を訴えています。

法案HB-698は来週、州下院で採決が行われる予定です。可決されれば、次は上院での審議に進むことになります。この法案が成立すれば、動物虐待に対するより厳しい処罰が可能となり、動物保護の強化につながることが期待されます。

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