ハワイのポリネシアンカルチャーセンター、観光客減少で従業員を一部解雇へ
ハワイ・オアフ島ノースショアにあるポリネシアンカルチャーセンター(PCC)が、観光客の減少を受けて、9月末までに15〜25人の従業員を解雇することを発表しました。
PCCは、ハワイをはじめとする6つの太平洋文化を紹介するライブショーやツアーで人気の観光スポットですが、観光客の減少により、フルタイム従業員183人のうち約10%の雇用に影響が出るとのことです。解雇対象の従業員には60日前の通知が送られており、今後、来場者数が増えれば再雇用される可能性もあるそうです。
この背景には、ハワイ大学経済研究機関(UHERO)が9月26日に発表した報告も関係しています。報告によると、今年4月から7月までの観光客数は前年同期比で8%減少。特に国際的な観光客の減少が大きく、2026年には訪問者による消費が6億ドル以上減ると予測されています。
PCCはハワイの代表的な観光名所のひとつだけに、今回の人員調整は観光業全体の影響も感じさせます。観光客として訪れる私たちも、地元の文化や施設を支える大切さを改めて感じます。
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