【留学生に影響】ハワイ大学の学生ビザが複数取り消しに…その背景とは?
最近、ハワイ大学に通う複数の留学生がビザを取り消されたというニュースが話題になっています。
■ 全国的に広がるビザの取り消し…ハワイも例外じゃなかった
今回の出来事は、アメリカ連邦政府の決定によるもので、今年に入ってすでに全米で1,000人以上の留学生がビザの取り消しを受けているとのこと。ハワイ大学の学生たちもその一部に含まれています。
UH(ハワイ大学)側は、何人が影響を受けたのか、どこの国からの学生なのかについては非公開としていますが、現在も1,700人以上の留学生が在籍しており、大学としてはサポートに力を入れているとのこと。
■ すぐに退去ではないけど、注意が必要
「ビザが取り消されたら即退去?」と不安に思う方も多いかもしれませんが、専門の移民弁護士によると、今回のケースでは、すぐにアメリカから出なければならないわけではないそうです。
大学側が正式に「学生ステータス」を終了させない限り、授業を受け続けることは可能とのこと。
■ 理由は軽犯罪から政治活動、そしてSNSまで⁉
ビザ取り消しの理由はさまざまで、
- 軽い違反(軽犯罪)
- 政治的な活動(抗議デモなど)
- 過去のSNS投稿
特にSNSについては要注意。
AIやボットがキーワードや投稿履歴をチェックしており、数年前の投稿でも問題視される可能性があるそうです。
■ 実際に心配している留学生たちの声
UHマノア校の1年生ジャックくんによると、彼のウクライナ出身の友人たちは非常に不安を感じているとのこと。
「ビザが切られるかもしれないと、みんなピリピリしてる。雰囲気もすごく悪い。」
■ 留学生へのアドバイス:困ったら早めに相談を
ハワイ大学では、留学生向けに国際学生サービス(International Student Services)を通じて個別サポートを提供しています。困ったときは、一人で抱え込まずに早めに相談することが大切です。
ハワイは多文化であたたかい場所。でも、アメリカの制度の中でこうした出来事が起こるのも現実です。これから留学を考えている方や、すでにハワイで学んでいる方にとってはとても重要なニュースです。
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